源氏物語
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最終更新日:2014/04/27
ひとり言, 頑固おやじのひとり言
来年は京都、宇治、大津で源氏物語1000年を記念して多数のイベントが催されます。
お恥ずかしい限りなんですが、私は源氏物語をまだ読んでおりません。
12年前にパリで、刺繍家 長艸敏明さんが、「源氏物語」を題材にされた 展示会を開かれ、フランス人から「この鬘帯(かずらおび、能を舞う時に頭に結ぶ物)は、何帖をイメージしているのかと」聞かれ、 仰天したとお話しになった事を思い出したり、友人のお父さんの西陣の織匠山口伊太郎さん が、織物で源氏物語絵巻を十数年がかりで再現され、パリのミューゼドギメにご寄贈なさったりされました。
現物を見せていただきましたが、鮮やかな素晴らしいものでした。
本棚に源氏物語の54帖を現代の画家が一帖ずつ、自分の創作で絵を書かれている本を所蔵しているのを思い出し、見てみました。
作家さんも読まれていなかったかたもおられましたが、これを期に読まれ、創作意欲が掻き立たようです。
経典や史記ならいざ知らず、千年もの前に、女性が書いた恋愛文学があったとは、なんと素晴らしい事だと再認識し、 こんなに有名な物語を読んでいないなんてと思っていましたが、未だに果たせず、今年の年末には読まなければと思っています。
皆様も、京都に来られる前に是非読んでいただきたいと思い、お知らせいたしました。
また、目で見る源氏物語はこのサイトをお奨めします。
http://www.iz2.or.jp/