祇園祭

祇園祭とは(毎年7月1日〜31日)

祇園祭は八坂神社の神事です。
平安時代に疫病退散を願った御霊会に始まりましたが、時代の流れと共に豪華に真夏の熱い祭礼として東京の神田祭、大阪の天神祭とともに日本三大祭の一つとして有名になりました。
また、岐阜の高山祭、埼玉の秩父夜祭とともに日本三大曳山祭りのひとつでもあります。

祇園祭は7月の 1ヶ月に渡って神事が執り行われますが、
一般の方々が「祇園祭」と呼ぶのは、飾り付けが完成した山鉾が見られる宵山、山鉾巡行を指す場合が多いです。

祇園祭(7月1日〜31日)各神事の日程はこちら 各山鉾町の行事日程はこちら
前祭宵山(7/14~/16)
後祭宵山(7/21~/23)
山鉾巡行:前祭7月17日、後祭7月24日 
有料観覧席についてはこちら(※毎年同じ日程です)

宵山期間中は山鉾町周辺が歩行者天国となり、会所の売店や露店が出ます(18~23時)。
※7/14と後祭の宵山期間の歩行者天国、露店の出店はありません。

公益財団法人 祇園祭山鉾連合会H.Pはこちら

■祇園祭に関するお問い合わせは
050-5548-8686(ハローダイヤル 6/1~7/31 8:00~22:00)
075-213-1717 (京都市観光協会)

祇園祭の楽しみかた

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宵山を楽しむポイント

●飾り付けされた山鉾やその行事、屏風祭を鑑賞
●厄よけの粽を買って鉾に上がる
●八坂神社で伝統芸能を鑑賞する
●夜店巡り
●浴衣を着る

「動く芸術品」と呼ばれる山鉾

かつて京の町衆達の経済力は、世界中から珍奇なものを京に集め、中世のヨーロッパやペルシャ、中国から、陸のシルクロードや海のシルクロードを経て伝えられたゴブラン織のタピストリー、じゅうたん、そして西陣織で山鉾を豪華に飾り立ててきました。それらの貴重な懸想品を間近で鑑賞するなら、朝からお昼間がおすすめです。

「屏風祭」(烏丸通り~西洞院通り)
祭りを支える京の町衆は、その財力で江戸時代の京都の美術、工芸品を守り育ててきました
町衆の家では、年に一度、秘蔵している屏風絵などの絵画や工芸品を飾り、親戚知人を招いて振る舞い祭見物に来た人々に見ていただく日でもありました。  
今でも洗練された伝統の美意識で住まいを飾り、もてなす知恵が連錦として伝えられています。

奉納行事
鉾曳き初め・山舁き初めに参加してみたり、菊水鉾や大船鉾のお茶席や四条傘鉾や綾傘鉾棒振り囃子も人気です。
八坂神社でも伝統芸能の奉納があり、双方で祭が盛り上がります。

祇園祭の中核・神輿について

神幸祭」と「還幸祭
前祭の山鉾巡行が行われる17日の夕方、八坂神社から祭神を移した中御座、西御座、東御座の三基の神輿が氏子に担がれて氏子地域を練り歩くのが「神幸祭」。
24日の後祭巡行後に四条御旅所から出発した神輿が氏子地域を練り歩きながら八坂神社へと帰還するのが「還幸祭」です。

祇園祭こぼれ話(今年の話題など)

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